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万が一の時にもらえる保険金額はいくらですか?各保障について、例えば、死亡時に1000 万円、入院時に1 日につき5000 円、満期(2020年)500 万というように書きだしてみましょう。また、これが掛け捨て型の保険の場合にはもらえる金額だけでなく、掛け捨て保険が満了するのはいつなのか、その年月日も確認しましょう。

その期日で保険として十分ですか? 入りすぎの保険でしょうか?終身保険や養老保険のように将来確実にもらえるものであれば、それはひとつの財産として考えていいでしょう。ただ、終身保険の場合は、途中で解約することもできるわけですから、60歳で解約したらいくら、70歳ならいくらと書き出しておくこともいいかもしれません。また、自分の契約している保険は有配当、無配当、利差配当なのかもチェックしましょう。そして、配当が出ている場合には、いくらの配当がいつでたのかも書いておくと参考になります。

3) 支払いはどうなっているでしょうか?各保障について支払いが全期型なのか更新型なのかをはっきりさせておきましょう。そして、更新型の場合は次の更新年と何年おきの更新なのかを書き入れておきましょう。続いて支払い総額です。これは保険証券をみると各保障に対していくらの保険料になっているのかが明記されていますから、これをもって計算してみましょう。

30年といった期間になると案外支払っていることがわかります。この総額を支払い総額を鉛筆などで書き入れるとか、メモを添付しておきましょう。今までに全部でいくら払ったのか、これからいくら払うのかと計算しておくのです。

このとき注意していただきたいことがあります。それは、医療特約のように例えば80才までの保をする場合には、主契約の払い込みが終了した時点で、20年分の特約料を支払わなければならなかったりするからです。保険の一括払いや前払いも検討しておきましょう。そして、前払いなどを検討する価値があれば保険会社に問い合わせていくらになるのかを尋ねてみるのがいいでしょう。逆に保険を辞めて解約する場合の解約返戻金( 解約払い戻し金) についてもメモを残しておきましょう。

もし、今現在辞めた場合、総額でいくらもらえるのか、また定期保険特約などで長期の全期型の場合にも解約払い戻し金がもらえる場合もありますので、できるだけ細かくポイントを書いてみてください。わからなければ保険会社が計算してくれるはずです。

前の欄で更新型と書いたものは、更新ごとに値上がりしていきます。値上がり分もきちんと試算しておきましょう。3) 貯蓄性の高いものなのか?つぎは少し難しくなります。それぞれの保障が貯蓄性重視のものなのか、掛け捨ての保険重視のものなのかを判断してください。貯蓄性重視のものは、予定利率を明確にわかるようにしておきましょう。予定利率は、保険証券には書かれていませんが、各会社に問い合わせるなり、この本の予定利率のページを参考にしてください。

4) 誰のための保険か?次には誰のための保障なのかを考えましょう。例えば、自分か50才以前に亡くなった場合の妻と子どもたちの生活資金と教育資金といった具合です。また、養老保険であれば、貯蓄目的とか老後の年金であったり、ご自分のための医療保険ということも考えられます。

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保険商品を複雑なものにしている一つが、「主契約」と「特約』との関係です。主契約とは、保険の基本になる保障内容に対して結ばれます。ここから死亡保険金や満期保険金が支払われます。

主契約の商品には、定期保険、養老保険、終身保険、年金保険などがあげられます。特約は、主契約のオプションとして位置づけられます。どのような保障をどれくらいの期間で、といったバリエーションを持たせることで、主契約を補おうとするものです。

たとえば、終身保険を主契約とした場合、一定期間だけ保障に厚みを持たせる「定期保険特約」を加えて「定期特約付終身保険」とすることができるということです。

要するに特約とは、自分が欲しいと考えている保障を、主契約に加えていくことなのです。もちろん、主契約のみで充分であれば、特約をつける必要はありません。

こうしてみると生命保険は、自分が望む保障を好きなようにオーダーできる商品といえます。それだけに、各保険の内容を理解し、自分に必要な保障は何かを見極めておくことが大切なのです。

保険に加入するとき、健康状態を申告したり、医師に診断されたりすることがあります。これは、保険加入希望者の現在の健康状態を保険会社が判断するために行います。

それには、保険の種類や、保険金額、年齢などによって「告知書扱い」と「診査扱い」とがあります。保険加入者は、この告知や診査にありのままの事実を正しく伝える義務があります。

告知書扱いとは、医師の診査などを受けずに、保険加入者本人の告知のみによって契約を行うことです。告知とは、過去の病歴、現在の健康状態、体の障害、職業などを正しく伝えることです。

保険加入希望者が、過去の病歴や現在の健康状態などを正しく申告しなかった場合には、「告知義務違反」として保険会社は契約を解除することができます。診査扱いとは、保険会社の社医または嘱託医が加入予定者を診察した結果で、契約するかどうかを決めるものです。

診察には、問診、聴打診、体格計測、血圧測定などがあります。告知や診査が必要な理由は、健康状態のよくない人が、健康な人と同額の保険料を支払って加入する不公平を回避するためです。不正に加入した場合、保険金が一受け取れなくなる場合があります。

保険に加入するときに、掛け捨てと貯蓄型、どちらにしょうかと迷うかもしれませんが、絶対にお得なのが「掛け捨て」、それも共済の掛け捨てです。

たとえば34歳の男性が1000万円の普通死亡保障を20年間受けた後に、1000万円を貯めるといった場合です(右の表も一緒に見てください)。

ここで「養老保険に加入した場合Jと「ある共済の掛け捨て保障に加入した場合」とを比べてみます。養老保険に加入した場合、満期で受け取る金額は1000万円。月々支払う保険料は3万9400円となり、毎月20年間支払うことになります。

一方、共済の掛け捨て保障に加入した場合、月々1700円を34歳から10年間、そして44歳から10年間は2900円の掛金になります。

死亡保険金額としては最低限、年収額の確保をお勧めします。そして、多くても年収額の3年分を限度として死亡保険金額を決めることです。たとえば年収が500万の人ならば、500万円以上1500万円までの死亡保障額でよいのです。これ以上は、必要ないと,思ってよいでしょう。

こうすれば、支払う保険料が家計費の大きな負担になりはしません。これはとても大切なことです。「死亡保険金」とひと言で言っても、保険会社が支払う死亡保険金には、2つの保険金があります。

「災害死亡保険金」と「普通死亡保険金」(「病気死亡保険金」ともいわれます)の2種類です。2種類だけですから、必ず覚えておいてください。「災害死亡保険金」とは、保険契約期間中に発生した不慮の事故が直接の原因として死亡した場合に支払いをするものです。

ただし「不慮の事故が発生した日からその日を含めて180日以内に死亡した場合に限り」災害死亡保険金が支払われます。災害で亡くなったからというだけでは、災害死亡保険金はおりません。

保険ではこの「免責事項」がポイントになってきますので、加入するときは「ご契約書のしおり・約款Jを必ずよくチェックしてください。

もう1つは「普通死亡保険金」不慮の事故が原因で、発生した日から180日を経過して死亡した場合には「災害死亡保険金」としては支払われませんが、「普通死亡保険金」は支払われます。

そして圧倒的に多いのは病気を原因とする「病気死亡保険金」です。死亡保険金が支払われる際の条件を見ても「災害死亡保険金」ではなく必ず「普通死亡保険金」で、必要な保障額を生命保険契約すべきでしょう。

毎日のテレビ番組問ていて生命保険会社のコマ引ルが多いなあ、と思いませんか。

好感度の高い、テレビでおなじみのタレントが、あなたのことを思って「安心Jを勧めてくれるのですから、良い商品に決まっているのだろうなどと、なんとなく思い込んでしまいます。また、アイデア満点で,思わず覚えてしまうCMもいっぱいあります。さすがプロの作る広告です。

でも少し冷静になって考えてください。テレビのコマーシャルにかかる費用は、素人のわれわれでも推測できるくらい多額なものです。

それもみなさんが見るような時間帯に放送されるCM代は、相当お金がかかるものです。ちょっと前に聞いたことですが、A生命保険会社が直近の会計年度に計上したテレピ広告費は、なんと300億円を超えたということです。

すごい金額ですね。きあ、その費用を出しているのは誰ですか?もちろん生命保険会社なのですが、生命保険会社はどこからそのお金を捻出しているのでしょうか……。そう、それは、あなたの支fムった保険料からなのです。それを決して忘れてはなりません。

そして、もう一点。テレビのコマーシャルは保険商品の内容には深く触れずに、「なんとなくJ良さそうに見せています。毎日早朝から深夜までコマーシャルの映像や音声で洗脳されてしまうと、本当に必要な最低限の保障は何で、どれだけか、わからなくなってしまいます。

自分の尺度で決められなくなってしまうこともあります。保険にさえ加入していれば、万が一のことが起きてもすべてを解決できるがごとくの広告ですから、日々の生活費を切り詰めても、保険料を支払い、将来の不安を除こうと考えてしまいます。

でも「将来の不安」とは具体的になんなのでしょう?きっといろいろあるでしょうが、それは本当に生命保険でしか解決できない不安材料なのですか? ここをよく考え、あらためて生命保険の利用を考えてみたいものです。

「保険料が安い」というキャンペーンは本当?

外務員も「商売」なのですから彼らが儲かる保険を勧めてくることだけをとがめても始まりません。であれば、自分で自分を守るしかないのです。

ですから簡単に保険の仕組みだけでも覚えておいてください。あなたの支払う保険料は、簡単にいうと、「純保険料」と「付加保険料」とに分かれます。「純保険料」は保険商品として請け負った保障を実行するために、将来、保険金や給付金を支払うための財源です。

ですからどこの保険会社であろうとも、同じ保障内容であれば、ほとんど差違はないものと考えていただいてけっこうです。

「付加保険料」は、保険会社のシステムをまかなうためのものです。もちろん生命保険会社の巨額なコマーシャル代金もこの付加保険料の中に入っています。

資料請求すると当たるかもしれないプレゼント代などもこれに含まれていますし、会社としての利益も当然見込まれているわけです。